hosblo01: 2003年7月アーカイブ

以下、買おうかどうか悩んでいます。
息抜きでこういう類の物もいけるかも知れません。
http://www.fukkan.com/sell/index.php3?mode=detail&i_no=8507549

京都新聞が出した「新選組見聞録」、まだ買っていません。

さて、前川邸が内部の写真の絵はがきを発売したそうです。
今度行ったら買わないと・・。

ついせんだって、とうとう、遂に、日本で唯一の
「勝海舟の銅像」が墨田区吾妻橋一丁目にできたそうです。
寄付金も無事に集まったのですね。
指差す先は日本の針路、、とばかり158センチだった身長が1.6倍の
255センチとなり、指先をかなたの方向に向けて建っているそう。
名所になれば良いですね。

幕末、今日のつぶやきでした。

シーボルト

| | コメント(1804)
本日(7月16日)水曜日の「その時、歴史が動いた」はシーボルトです。

アメリカのペリー艦隊が、武力で日本を開国させようとしている
という噂が伝わると、シーボルトは立ち上がる。愛する日本を、
戦火によって開国させるわけにはいかない。シーボルトは平和
を訴えるべく、アメリカへ、そして同じく日本を目指すロシア
にも奔走を始める。はたしてその結果は―?

長崎市シーボルト記念館がドイツ在住のシーボルトの子孫が保管する
記録類をマイクロフィルムにして日本に持ち帰った中から、シーボルトの
直筆手紙が発見されました。「愛くるしい十六歳の日本女性と結ばれました」
シーボルトが母親と祖父に当てた手紙です。私はシーボルトの持ち帰った
物品を数回博物館等で見学し、こんな物まで持ち帰ってと一部批判的な
気持ちを持っていましたが、以下の新聞記事など読みますと考えを
改めないといけないと思い始めました。

日経新聞に掲載されていた「シーボルトの日本土産」という記事から
の抜粋です。

 欧州に散在する文献・物品を分析  岡山大学名誉教授 宮崎道生

 私が知る限りシーボルトほど日本と日本人を愛し、日本人になり切った
外国人はいない。シーボルトはドイツ人だがオランダに仕え、江戸末期に
二度来日している。当初の目的はオランダ政府の命令による日本についての
総合的科学的調査であった。しかし、彼は医学者であり自然科学・動植物学
に深い関心を持っていた。決して趣味や道楽のために日本の品々を持ち帰った
のではない。残念ながらこれらの品々は数奇な運命をたどり欧州各地に散在
している。ライデンの民俗学博物館では、例えば、大きな引き出しから
大工道具が百種類ほどコレクションされている。江戸期の道具をこれほど
所蔵されている所は日本の博物館でも珍しい。また、ルール大学の所蔵品
を見ると土産物の包み紙から薬の袋まで持ち帰っている。彼の日本品収集
にかける情熱がうかがえる。

シーボルトが持ち帰った品々は、初めは自宅内で、後にオランダ政府が
買い上げてからも一般に公開された。幕末期に欧州で盛んだった万国
博覧会に先立つ試みで、人々の日本理解を促すのに多大な貢献を果たした。
明治期の文明開化期に日本の物品が大量に欧米に流失したことを残念に
思う人がいるかも知れないが、大切に保存されている限りそれでも
良いのではないかと私は思う。日本人の優れた資質や高度な文化が
欧米人に認められるきっかけになるからだ。

シーボルトの子孫は日本では三家あるが、ドイツではブランデンシュタイン・
ツェペリンだけだ。コレクションは非公開だが半日だけ調べる機会があり、
その古城を改造した邸宅内のコレクションの中に「日本産業および商業
開発のための国際的社会の企画」と題する全5ページほどの小冊子を
発見した。ナポレオン三世への建白書だった。

最後まで日本のために

シーボルトは二度目の来日後、本国オランダの利益に反して開港を
長崎に絞ることを主張したため帰欧を命じられた。帰欧後、フランスと
日本の仲を取り持つことに努め、日本近代化のため国際的産業貿易会社
設立の建白書を提出したのだった。結局シーボルトが一年もたたずに
ミュンヘンで亡くなったために、建白書は生かされなかった。この建白書こそ
最後まで日本のために努力したことを示す歴史的資料だと思う。

欧州各地の博物館等に残るシーボルト・コレクションは日本人自身を照らす
「最大の鏡」であるばかりでなく、東西文化融合の橋渡しをする貴重な
文化遺産だ。永久に保存されることを望む。

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