龍馬が望まなかった戊辰戦争

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ryouma-kk.jpg坂本龍馬のカリスマ性、日本史にこれほどの人物はいない。もとはといえば、いたって平凡な人物、幕末の荒波にもまれて日本史のヒーローとなる。討幕・佐幕派ファンの両方からも絶大な支持がある。


戊辰戦争の会津藩は粘り強く闘い、犠牲者は二千七百人を越えたという。
その戦いの中で、戊辰戦争時の土佐藩と会津藩には数奇な繋がりのあることを知った。
この本は、龍馬亡き後の戊辰戦争の道程をきめ細やかに追い、会津と土佐の関係を感動的に解説している。

龍馬の構想は、幕府が政権を朝廷に奉還し、幕府や会津も含めて新たな政権を作ることであった。しかし、鳥羽伏見の戦いが勃発してしまう。平和思想の持ち主である龍馬、薩長同盟が討幕に発展してしまうとはさぞかし悔しいでしょう。

龍馬が生きていたら、あの残酷な会津戦争など黙認できるはずがない。龍馬が生きてくれていたら、会津の不幸は防げたに違いない。明治政府の長州閥による会津への排斥もなかったでしょう。龍馬と会津の山川浩との素晴らしい友情も芽生えたでしょうに。
薩摩と長州という雄藩に隠れて、土佐と会津の確かな結びつきを本書で知ることができました。

 
本書は簡潔で的確に史実を紹介しています。思わず頷いてしまうような文章の巧みさが随所に光っていました。
人名解説が巻末にあり便利に活用させてもらいました。
龍馬の素晴らしさを認識できた一冊でした。

 

コメント(4)

私は誤解していたようです。
龍馬の手腕で結ばれた薩長同盟に関してですが、
龍馬は新しい世を創るにあたって徳川家を排除するのではなく、トップに据えようと思ってたんですから、討幕の気持ちなんて全く無かったんですよね。

”土佐藩と会津藩の確かな結びつき”が分かる本、なのですね。
興味深いです。

みちこ :

>あさぎさま
龍馬は公平で平等の思想を持っていました。
ですから、今の世の中の若者たちの共感を呼ぶわけです。

龍馬亡き後の、土佐と会津、しっかり書かれておられます。
是非、お読みください。

まー :

ご無沙汰です♪
お蔭様で風邪も、なんとか旅行前に
治りまして無事に帰国致しました!

おぉ~
またまた星先生の龍馬の本が発売されたのですかぁ!!
さっそく本屋でチェックしてきます!

みちこ :

>まーさま
無事にお帰りのこと、安心致しました。
風邪も完治されましたね。

いよいよ、大河・龍馬は来年スタート、歴女も熱気を
帯びて、、、すごい騒ぎになるでしょう。

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このページは、hosblo01が2009年11月26日 20:09に書いたブログ記事です。

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