龍馬の残照

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坂本龍馬とはいかなる人物だったのでしょうか。
そして、龍馬を取り巻く多くの俊材達の活躍にも関心がありました。
当時の複雑に絡み合う人間模様について、深く知りたいと思いました。
「坂本龍馬 その偽りと真実」には、刻一刻と変化する社会情勢の荒波を泳ぎ渡ろうとする龍馬が見事に描かれています。とても勉強になりました。

幕末の革命家達は激しい気性の持ち主が多かった中で、意外だったのは、龍馬はごく「普通の人間」だったということ。この事実は、私には、とても勇気を湧かせてくれる言葉でした。誰でもが、その人の努力で龍馬のようになれるのかな。

龍馬は海舟と知り合って百八十度見方が変わったのですね。頭脳明晰な高杉晋作には大いに触発されたことでしょう。桂小五郎や西郷隆盛といった実務派の連中を手玉に取る無鉄砲さは痛快です。小松帯刀との出会いについても詳しく説明がされています。龍馬の周りの人物を丁寧になぞり、いかに優秀な彼らと接して、龍馬が成長していったのかがよくわかりました。人間はみな平等、そして、平和が好きで、南国の太平洋を眺め暮し育った龍馬の伸び伸びした屈託のない性格を彼らが好んだのも頷けます。

龍馬はベンチャービジネスの先駆者だったのですね。大切な持ち船を何艘も失い、惜しい人材をも亡くしてしまい、龍馬の周りはトラブル続き。一介の浪人が階級社会の中で活動することの難しさ、批判や妬みを受け続けました。金で転ぶ便利屋だとか、策略家だと言われ続けたようです。五代友厚や伊藤博文はグラバーと直接話すことができたが、龍馬はそうではなかった。彼の焦り、金策の苦労がありありと描かれています。
打たれ強い龍馬、敢然と立ち向かう強情な龍馬、そして龍馬の影の部分や弱点も解説されています。

特に後半が盛り上がって面白い。いくつも新しい発見がありました。幕末維新の荒波を乗り切り理想郷を目指して流星の如くキラリと光って消えていった薄命の青年、龍馬の残照を感じずにはいられない一冊です。

コメント(8)

まー :

私、まだ読めてないです(ごめんなさい)
後半が盛り上がってきて面白いとのことで
楽しみです♪

龍馬さん、子供の頃、ファンだったのですが
最近また、アツくなってきました☆

>龍馬はごく「普通の人間」だったということ

あー! そうなのですね?
今まで龍馬さん関連の本はあまり読んだことが無いんですが、ドラマなどで色んな龍馬さんを観て来て、「龍馬さんはスーパーマンだ!」と思ってましたが、ごく”普通の人だった”というのは、私にとっても大変”新鮮”です。

龍馬さんに対しては、明るいとか、前向きとか、ポジティブな言葉がすぐ浮かんで来ますが(かなり「JIN」に影響されてます(^_^;))
影の部分や弱点も有ったのですね~

それはとても興味深いです。

みちこ :

>まーさま
来年の大河は龍馬ですから、それはもう
盛り上がるでしょう。
アマゾンのベストセラーを見てみても
ベスト100に何冊もの龍馬本が入っています。
私の蔵書もかなり龍馬本で埋め尽くされています。

これからも、どんどんと買い続けるでしょう、龍馬本!!

みちこ :

>あさぎさま
長崎の古老の話を聞きました。
当時、日に焼けてはいるけれど、とても暗い顔をして、
長崎の石段を登っていった龍馬を何度も見たと・・・。
龍馬は海援隊を率いて、金不足で困っていた頃でした。
船も何度も沈めてしまうし、、、。

人生の大波がたくさん押し寄せて、、
龍馬は打たれ強い人でしたね。

勇春 :

龍馬は、普通の人間だったんですね。
なるほど、そして努力で龍馬のようになれるこの言葉には心が響きました。ベンチャービジネスの先駆者なんですね。勉強になります。
龍馬さんは、色々言われたり金に困ったりされてたんですね。
いろいろ龍馬について勉強になりました!!
その本、呼んでみたいです!!

みちこ :

勇春さま
こんにちは、
龍馬の一生は、それはもう苦しいことが
一杯だったでしょう。金策で走り回っていたはずです。

是非、読んで下さいね。
ぶんこですから、バッグにも入ります。

星亮一氏の新刊、出たんですね。
時間が出来た時に、本屋で買ってみます。

ところで、私のブログをリンクに入れて頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、読んで頂けると幸いです。

みちこ :

>土方副長様
コメントをありがとうございます。

星先生、龍馬本の三冊目をご執筆中です。

こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。

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このページは、hosblo01が2009年10月27日 20:26に書いたブログ記事です。

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